本当にいいのはどっち? 低分子コラーゲンvs高分子コラーゲン

低分子コラーゲンだけでいいの?コラーゲンの効果を徹底検証

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コラーゲンで生活習慣病予防!?

このページではコラーゲンが動脈硬化や高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などを予防・改善するメカニズムについて解説します。

血管の大部分はコラーゲン

コラーゲンは血管の外壁を形成しています。血管は、内膜・中膜・外膜の3層構造になっており、中膜の大部分がコラーゲンでできています。よって、血管の弾力や強度は血管中のコラーゲンの量によって左右されます。

血管中のコラーゲンが不足していた場合、柔軟性が少ない硬い血管になってしまい、そのことによって血流が悪くなるため、血管を無理やり通ろうとする血液によって圧が高まり、高血圧へと発展していくのです。

血管には絶えることなく小さな傷が生じますが、コラーゲンはその傷も修復してくれる作用を持っています。しかし、体内のコラーゲンが少なくなるとその傷の修復はできなくなります。傷口にはコレステロールなどが付き、血管は細くなり、弾力性もなくなります。これは動脈硬化の原因のひとつになります。

コラーゲンが不足が動脈硬化の原因?

動脈硬化はスムーズに血液が流れなくなる病気です。動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまってしまい、それが詰まることで血液が流れなくなります。その原因は高カロリー食の摂りすぎや運動不足、喫煙、ストレス、高血圧、肥満、アルコール、加齢などと言われており、いわゆる生活習慣病と考えられています。そして、コラーゲンが足りなくなると血管が細く・硬くなることから、コラーゲン不足も動脈硬化の原因として考えられるのです。

動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞・脳出血といった日本人の死因として頻繁に目にする深刻な症状を招きかねません。

高血圧、脳梗塞、心筋梗塞にも効果が

コラーゲンを摂取すると、血管の老化を防ぐことができます。つまり、動脈硬化の原因をひとつ減らせることができるというわけです。

また、コラーゲは高血圧にも効果があります。血管の老化を防止することも高血圧には効果的ですが、別の側面からもコラーゲンは高血圧に効果を示しています。

腎臓から分泌されるレニンはホルモン「アンジオテンシンⅠ」を作りだしますが、この「アンジオテンシンⅠ」が酵素「ACE」によってホルモン「アンジオテンシンⅡ」に分解されることで血管は収縮します。血管が収縮するということは血圧が上昇するということですが、コラーゲンには酵素「ACE」の活動を阻害するペプチドを持っています。そのため、コラーゲンの摂取は高血圧のにも期待が持てます。

高血圧は動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞・脳出血を引き起こしかねない症状です。コラーゲンの摂取で高血圧の予防につとめましょう。

血管中のコラーゲンの老化

上記では、血管の老化・劣化の対策としてのコラーゲンの有用性をご説明しましたが、コラーゲン自体が老化・劣化することによって疾患が引き起こされるという学説が存在します。

血管中のコラーゲンが老化・劣化すると、アテローム性動脈硬化症が引き起こされるという説です。

アテローム性動脈硬化とは、脂肪やコレステロールが沈着物となり、血管内膜に溜まり、血管内膜の厚みがましてしまう症状のことを言います。

この疾患の原因の多くは、高血圧や糖尿病などが挙げられますが、コラーゲンの劣化によっても引き起こされるのではないかと言われるようになっています。

年齢が進むにつれて体内でのコラーゲン合成能力は低下し、血管内のコラーゲンは老化していきます。コラーゲンにふくまれるアミノ酸は、本来らせん状の繊維ですが、老化してしまったアミノ酸はひげ状の繊維に変わってしまいます。この現象を架橋形成と言い、この架橋形成によって作られた繊維が傷ついた内膜から血管内に顔を出すのです。

顔を出したひげ状の繊維に、血中のコレステロールや血小板がまとわりつくことで「プラーク」と呼ばれる物質が形成され、血栓となって動脈硬化を引き起こすというプロセスです。

このプロセスはあくまで学説のひとつにすぎませんが、欧州などではすでに特許を取得しているほど有力な説です。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、コラーゲンを摂取し体内のコラーゲンの合成能力を高めておくことは、動脈硬化予防策として取り入れる価値はあるかもしれません。

その他コラーゲンの血液や血管への作用

コラーゲンペプチドには、血圧上昇を促す酵素の働きを阻害する作用や、血糖値の上昇を抑える作用もマウスの実験で確認されているようです。

海外の臨床実験で、糖尿病患者にコラーゲンペプチドを摂取させ経過を観察したところ、血糖値や拡張期血圧の低下があったという報告がされています。

コラーゲンはよく知られている美容としての役割のみならず、あらゆる症状に高い効果を発揮しています。

特に、血管や血液などは取り替えが効かない重要な体の組織です。血管の劣化や老化を防ぐ意味も込めて、コラーゲン不足にならないようにこまめに補っていくことは、生活習慣病を予防するためにとても重要なことだといえるでしょう。

 
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